ケンカの作法がわからない💦

”作法”

というと大袈裟なようですが。。。
私にとっては、それくらいの感覚。


つまりは、

ケンカの仕方がわからない。

そもそも、
負の感情をあらわにする、という反応のパターンを持っていない。

目の前の人が、
負の感情を醸し出したら、
大急ぎでフォローに回る。


「あれあれ、どうしたんだろう?」
「私、何かしちゃったかな?」
「ごめんなさい!」(理由もわからず、反射的に)


だから、
『言い争い』にならない、起こらない。
一方的に言われっぱなしか、
争う前に謝ってしまう。


物心ついたころから、
相手の気持ちをキャッチして、
どうにかそれに合わせよう、
なんとかその人が気持ちよくいられるようにしよう、
としか考えが浮かばなかった。


『超厳格』というか、
現代ならば、
パワハラ・セクハラ、ジェンダー問題、
にど真ん中なくらい、

「年功序列」「男尊女卑」

な父親のもとに、
兄二人弟二人の環境で育った私。


兄に泣かされれば、
「お兄さんに口答えして(けしからん!)」。
弟が泣いていれば、
「弟を泣かして(けしからん!)」。

お手伝いしなければ、
「女の子なのに家の用事をしないで(けしからん!)」。

叱られるときは全員正座で、
「教育に男も女もない(けしからん!)」。


『世の中の理不尽は、すべて家庭で学んだ』
なんて、
なんちゃって文庫のタイトルみたいだが、
本当にその通り。


その結果、喜怒哀楽を表すのがあまり上手ではなく、
特に負の感情は、”抱くことさえ罪悪感”を抱くようになっていた。

こんな性分を、
家庭環境ゆえのこと、と思っていたが、
【HSP】という特性が大きく影響していることを知ったのが、
ほんの数年前。

どのように影響しているかは、
別の機会にゆっくり。


それで、
なぜ、今日のタイトルか?


人生で *初めて* 母親と言い争いをした。
小さなものは、この3,4年で起こし始めていたが,,,


夕食を始めるときの、
些細なすれ違い。

お互いに、
自分の負の感情やイライラ、
相手に対する不満、を口に出せない性分で。

たまっていたものが、一気に噴き出した。


感情を出してはみたものの、

・納め方がわからない

・引き方がわからない

・謝り方がわからない

・それぞれのタイミングが計れない

という始末。


相手の感情を読み取って動くのは得意なのに、
自分の感情は持て余している。

何がきついって、
相手の感情や心の動きは痛いほどわかり、
何をして欲しいか深読みし、
どれだけ傷つけたか、悲しい思いをしているか、
深く深く考え・感じとってしまう。

それらのことに、対処できない自分が苦しくなる。

一方で、
何となく気づいている自分の感情。
でも、見ないようにして、ふたをして、
なかったことにしようとしてしまう。

で、
今、参ったなぁ~と思っているのは、
もとに戻す方法がわからない、ということ。


「えへへ、きのうはごめんなさ~い!」

っていえればいいのになぁ~。

とりあえず、
夜中のうちに、LINEでごめんなさい、しておいたのですが。


あまりに遅れてやってきた反抗期⁉


想いのままに書き綴ってみました。

今日もおつきあいくださりありがとうございます☆彡

#ケンカ #作法 #HSP #遅れてやってきた反抗期

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